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新築で使われることの多い窓の種類とは?窓に関連する失敗を防ぐコツもご紹介
窓はただの開口部ではなく家の顔とも言える重要な要素です。
その選び方一つで家の印象は大きく変わるため、新築の家を建てる際、窓選びは意外と頭を悩ませるポイントです。
そこでこの記事では、新築でよく使われる窓の種類と、窓選びで失敗しないためのポイントを解説します。
□新築でよく使われる窓の種類
まずは、新築でよく使われる窓の種類を4つご紹介します。
1:すべり出し窓
現代の住宅でよく見かけるのがこのすべり出し窓です。
外開き、内開きともにあり、操作性に優れています。
特に大開口の横すべり出し窓は、開放感があり人気が高いです。
しかし、その多機能性ゆえに価格もそれなりに高くなる場合があるため、選ぶ際は予算とのバランスをしっかりと考慮することが重要です。
2:引き違い窓
昔ながらの住宅でよく見かける窓です。
左右に引いて開閉するシンプルな構造が特徴です。
デザインがシンプルな分、どんな家にも合わせやすいというメリットがあります。
ただし、防犯性には少々劣るため、その点を考慮する必要があります。
3:上げ下げ窓
特に洋風の家でよく見かける窓です。
上下にスライドして開閉するため、操作が独特です。
この窓は、特に風通しが良いとされています。
しかし、その特殊な開閉方法から、故障が起きやすいとも言われています。
4:はめ殺し窓・FIX窓
この窓は開閉しない固定窓です。
主に採光や眺望を重視する場所で使用されます。
吹き抜けや高い位置に設置されることが多いため、その分掃除の手間が増えることを押さえておきましょう。
□窓に関連する失敗を防ぐコツ
次に、窓に関連する失敗を防ぐコツを3つご紹介します。
*家具やテレビの配置
窓が多いと壁が減り、家具の配置に困ることがあります。
窓の前に家具を置くと採光や眺望が損なわれるため、インテリアも窓選びと同時に考慮し、図面に寸法を書き込むことで失敗を防ぎましょう。
*外観全体のバランス
窓選びで外観を考慮しないと、後悔することが多くなります。
3Dパースで確認するなどして、外観とのバランスを考慮することが重要です。
*光と風に配慮
図面だけでは分からない採光や風通しも重要なポイントです。
現地に行って確認することで、後悔を防ぎやすくなります。
□まとめ
今回は、窓の種類と窓に関連する失敗を防ぐコツをご紹介しました。
多種多様な窓があり、それぞれにメリット・デメリットが存在します。
新築住宅では窓に関連した失敗も多いため、事前にしっかりと調査して、後悔のない選択をしましょう。