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「光熱費が安い家」を建てるには?家計にやさしいエコな家づくりのポイント

昨今の物価の高騰により、家計のやりくりに悩まれている方も多いのではないでしょうか

電気代やガス代といった光熱費は、できるだけ抑えられたら嬉しいですよね。

そこで今回は、「光熱費が安い家」を建てるポイントについて解説します。

ぜひ家づくりの参考にしてみてください!

光熱費を安くするには「節電」「節ガス」「節水」が重要

光熱費を安く抑えるには、電気やガス、水などの「エネルギー」をできるだけ使わないような生活をすることがポイントです。

そのためには、住宅の性能を高め「省エネ」につながる設備の導入が不可欠。

少ないエネルギーで快適に過ごせる家づくりを目指しましょう。

光熱費を抑える省エネな住宅に必要な2つの性能

省エネな住宅には、「断熱性能」と「気密性能」の2つが関わってきます。

断熱性能

屋内の熱と、屋外の熱の移動を防ぐ性能が「断熱」です。

冬の寒い空気や、夏の暖かい空気が屋内に入らないようにシャットアウトする役割があり、断熱性の高い家は、家の中の温度を一定に保ちやすくなります。

断熱性能は、UA値(外皮平均熱貫熱)で表され、UA値が小さいほど「断熱性能が高い」ことを示します。

気密性能

家の密閉具合を表したものが「気密性能」です。

家の隙間が多いか少ないかを示したもので、気密性が低い(隙間が多い)家は屋外からの空気が入りやすく、外気温の影響を受けやすくなります。

気密性が高ければ高いほど、隙間が少ない家ということになり、外気温に左右されにくく断熱性能も高めてくれます。

気密性は「C値(相当隙間面積)」で表され、C値が小さいほど隙間が少なく「気密性が高い」ことを示します。

光熱費が安くなる省エネな住宅設備9選

光熱費削減につながる省エネな住宅設備を9つご紹介します。

  1. ①高効率給湯器
  2. ②空調設備
  3. ③換気設備
  4. ④断熱窓
  5. ⑤高断熱浴槽
  6. ⑥LED照明
  7. ⑦節水トイレ
  8. ⑧節水・節湯型水栓
  9. ⑨太陽光発電システム

1つずつ解説していきます。

省エネ設備①:高効率給湯器

「エコキュート」や「エコジョーズ」「エコフィール」などの高効率給湯器は、従来の給湯器に比べて省エネで効率よくお湯がつくれます。

燃料消費を抑えられ、光熱費の節約に効果的です。

エコキュートとは、電気を使って大気中の熱をヒートポンプで圧縮しお湯をつくる給湯器で、夜間の電力で効率よくお湯を沸かし、日中にタンクに貯めたお湯を使用するシステムです。

エコジョーズは、ガスの排熱を利用して水を温め、少ない燃料でお湯をつくります。

エコフィールは、今まで捨ててしまっていた石油からの排熱を利用してお湯をつくる石油給湯器です。

省エネ設備②:空調設備

エアコンなどの空調設備を、消費電力量の低い省エネタイプに交換して、光熱費を節約します。

家電量販店で販売されているエアコンには「省エネ性能」といったラベルが表示されており、省エネ法によって定められた基準を達成しているかどうかを確認することができます。

参照:統一省エネラベルが変わりました|経済産業省・資源エネルギー庁

また、室外機の周辺環境も大切です。

夏場は室外機に簾(すだれ)などを設置して日陰になるように工夫してあげると冷却効果が高まり、冬場は日光が当たるようにしてあげると暖房効率が高まります。(防雪フードも効果的です)

省エネ設備③:換気設備

室内の冷暖房効率を高めるためには、効率の良い換気も大切です。

換気は必要最小限に留めることで、冷暖房によって一定に保たれた室温を外へ逃がしにくくなります。

「熱交換機能付き換気扇」の設置もおすすめです。

熱交換機能付き換気扇は、暖められた(もしくは冷やされた)空気を排気するときに、吸気する空気と熱交換して、室内の暖かさや涼しさを再利用する換気システムです。
冷暖房の負荷を軽減し、省エネにつながります。

省エネ設備④:断熱窓

窓は家の中で一番「熱の出入り」が多い場所です。

冬の暖房稼働時に、熱が窓(開口部)から逃げる割合は約5割前後、夏の日中に冷房稼働時に外から窓を伝って熱が入ってくる割合は約7割となっており、屋根や床、壁に比べて圧倒的な割合を占めています。

「トリプルガラス」や「二重窓」など、窓の断熱性を高めることで、冷暖房効率がアップし電気代やガス代を抑えられます。

省エネ設備⑤:高断熱浴槽

お風呂の浴槽を、保温性の高い「高断熱浴槽」にすると、お湯が冷めにくくなり電気代やガス代などの光熱費が削減できます。

高断熱浴槽とは、浴槽を保温性の高い断熱材で覆ったり、断熱効果の高い蓋(組みフタ)で閉めたりして、お湯を冷めにくくした浴槽のことです。

高断熱浴槽であれば、4時間経っても湯温は約2.5℃しか下がらないので、追い炊きに使うエネルギーを抑えられます。

省エネ設備⑥:LED照明

白熱電球や蛍光灯からLED照明に交換すると、消費電力が抑えられ、節電効果が期待できます。

消費電力の削減は、排出する二酸化炭素(CO2)の削減にもなるため、環境負荷を抑えることにもつながります。

省エネ設備⑦:節水トイレ

節水トイレとは、洗浄水量が6L以下のトイレのことを指します。

従来のトイレは1回の使用で流す水の量が13Lだったので、約半分以下に抑えることが可能になり、水道代の節約に大きく貢献します。

省エネ設備⑧:節水・節湯型水栓

水栓(蛇口)を節水型や節湯型タイプに変えることで、水やお湯の節約になります。

節湯型水栓は補助金の対象となる場合も多いため、工事を検討している方はぜひ調べてみましょう。

参照:エコ住宅設備の設置(節湯水栓) | こどもみらい住宅支援事業【公式】

省エネ設備⑨:太陽光発電システム

太陽光発電システム(ソーラーパネル)を設置して、電気を自家発電すれば電気代を大幅に削減できます。

太陽光発電は、屋根の上にソーラーパネルを設置し、太陽光のエネルギーを利用して発電するシステムです。

数年前までは売電して利益にすることもできましたが、現在は売電価格も下がっているため、自分の家で使う分のエネルギーを自分たちでまかなう・・・といった使い方がメインになります。

地域によってはオール電化にした方が光熱費が安くなる

プロパンガスをお使いの方は、オール電化にした方が月々の光熱費が安くなる可能性があります。

プロパンガスは都市ガスよりも約2倍のコストがかかるといわれていますが、都市ガスが設置できない地域において光熱費を節約したい場合、給湯器をガスから電気(エコキュートなど)にかえてオール電化にすることをおすすめします。

まとめ

光熱費が安くなるポイントや、省エネになる住宅設備についてご紹介しました。

省エネ設備の導入にあたっては、補助金(助成金)が使えたり、節税対策になったりすることもあるため、ぜひ積極的に取り入れていきたい設備です。

エコな家づくりで、光熱費を抑えて快適な暮らしを手に入れましょう!

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