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「面倒くさい」をなくす!掃除しやすい部屋づくりは整理収納がポイント

日々の暮らしの中で、きっと誰もが皆「キレイな部屋で快適に過ごしたい……」と感じていることと思います。

しかし、忙しい毎日でなかなか掃除に十分な時間をかけられず

「掃除がはかどらない」
「掃除をしてもすぐに散らかる」
「どこから手を付ければよいか分からない」
「しっかり掃除をしようと思うと1日がかりになるので、なかなか重い腰が上がらない……」

そんな状態に陥ってはいませんか?

今回は「掃除しやすい部屋」をつくるためのポイントについてご紹介します。

掃除がはかどらない理由

掃除がはかどらない理由
なかなか掃除がはかどらないのはさまざまな要因が考えられますが、ここでは大きく分けて2つの理由について解説します。

理由①:「片付け」ができていないから

掃除とは「ゴミやホコリを取り除き、キレイにすること」。

いざ掃除をしようとしてもその場にモノが散乱している場合、ゴミやホコリを取り除く前にまずモノを片付ける作業が発生します。

散らかり具合によっては「片付け」自体に時間を取られてしまい「掃除」をする状態になるまで気力や集中力が続かなくなってしまうのです。

理由②:一気にやろうとするから

休日などの時間ができたときに一気に掃除をしようとすると、挫折してしまう可能性が非常に高いです。

そもそも「一気にやろう」という思考回路は、日ごろから先延ばしにする癖があるタイプ。

「今日は疲れているから」
「時間がないから」
などと理由をつくって、やるべきことを後回しにしてしまいます。

結局、どんどん掃除するところをため込んでしまい「どこから手を付けてよいか分からない……」と途方に暮れてしまうのです。

掃除しやすい部屋とはどんな状態のこと?

掃除しやすい部屋とはどんな状態のこと?
では「掃除しやすい部屋」とは、そもそもどんな状態のことでしょうか?

それは「モノを移動させなくても簡単に掃除できる状態」のことを指します。

お掃除ロボットが動けるスペースがある

掃除機をかけるときに、いちいちモノを移動させながらだと効率が悪いですし、掃除のやる気も削がれてしまいますよね。

理想は「お部屋にお掃除ロボットを走らせても邪魔するモノがなく、スムーズに動かせる状態」にすること。

「お掃除ロボットが走っても突っかかったり、邪魔になったりするモノはないかな?」という判断基準でみれば、自分で掃除機やフローリングワイパーをかけるときもラクになります。

テーブルや家具の拭き掃除がしやすい

テーブルや家具の上に、行き場をなくしたモノたちがあふれている……ということはありませんか?

いつでもサッと拭き掃除ができる状態であることは「掃除しやすい部屋」には欠かせないポイントです。

  • テーブルの上に郵便物やチラシを溜めない
  • ティッシュボックスや各種リモコンは、置く場所を決める

などの工夫が必要となります。

掃除に取り掛かりやすくする仕組みづくり

掃除に取り掛かりやすくする仕組みづくり
掃除することを「面倒くさい……」と感じてしまうと、手を付けるまでに時間がかかってしまいます。

そうしているうちに部屋はどんどん汚れていき、さらに「面倒くさい」状態となり悪循環に陥ることに……。

負のスパイラルにはまらないためにも、掃除に取り掛かりやすくする工夫をしていきましょう。

掃除は土台である「整理収納」ができてこそ

モノであふれ、汚れた部屋をいきなり「掃除」しようとすること自体、実は無謀なことなのです。
掃除の前にまずは「整理収納」ができている状態にすることから始めましょう。

整理収納の「基本ピラミッド」を意識する

整理収納の基本ピラミッド

<整理収納の基本ピラミッド>

掃除に至るまでの手順は、上記の図のような流れをたどります。

1.整理 使うモノ・使わないモノを分類する
2.収納 分類したモノをそれぞれ使いやすく収める
3.片付け 使ったモノを定位置に戻す
4.掃除 ゴミ・ホコリを取り除き、キレイにする

土台である「整理」「収納」「片付け」ができて、はじめて「掃除」に取り掛かることができます。

片付いた状態でないと掃除は難しい

上記の1〜3の行程をとばして「掃除」を始めようとすると、上手くいかずに「また今度でいいか」のループにはまってしまいます。

最初こそ大変かもしれませんが、「整理」「収納」「片付け」という土台の仕組みづくりができていれば、掃除に対する「面倒くさい……」が格段に減るはずです。

掃除機・フローリングワイパーをかけやすい状態にするには

掃除機・フローリングワイパーをかけやすい状態にするには
いつでも思い立ったときに、掃除機やフローリングワイパーをサッと掛けやすくするための7つのポイントをご紹介します。

①床にモノを置かない

掃除機をスムーズかけるためには、床には極力モノを置かないことです。

ラグなどの敷物がある場合は、簡単に移動できるサイズに変えてみましょう。

特に座卓での生活スタイルの場合、つい床にモノを置きがちです。

壁面を利用して引っかけ収納にしたり、キャビネットなど片付けやすい収納家具を活用したりといった、床にモノを置かないための工夫が大切です。

②テーブルにモノを積み上げない

郵便物や新聞などの紙類、文房具、リモコンなど、ついついテーブルの上に置きっぱなしにしてしまう小物類。

これが積み重なると、移動させるだけでも一苦労です。

こまごましたアイテムは、トレーやボックスなどに入れてひとまとめにしてしまいましょう。

ニトリや無印良品で販売しているボックスなどを活用すれば、テーブルの上を拭く時にも手軽に移動でき、サッと掃除ができて便利です。

ハコブNインボックスハコブNインボックス

画像引用:ハコブNインボックス リビング通販 | ニトリネット【公式】 家具・インテリア通販

ポリプロピレン収納キャリーボックス・ワイド・ホワイトグレー | 無印良品

画像引用:ポリプロピレン収納キャリーボックス・ワイド・ホワイトグレー | 無印良品

③モノの定位置を決める

モノを片付ける際、しまう場所を決めておくのは基本中の基本。

片付ける場所が決まっていれば、使った後は定位置に場所に戻すだけ。
その流れが習慣化されれば部屋はラクに片付けられます。

取り出しやすくしまいやすい場所に、モノの住所をつくってあげましょう。

④家具の下にスペースをつくる

家具の下にスペースがあると掃除機やフローリングワイパーが出し入れしやすく、掃除がスムーズです。

お掃除ロボットを使用する場合は、そのサイズに合わせた脚の高さのある家具を選びましょう。

⑤ホコリが溜まりにくい家具を選ぶ

見せる収納だと、こまめにホコリを取り除く作業が発生します。

その作業が苦にならなければ問題ありませんが、少しでも簡単に掃除を済ませたい場合はホコリが溜まりにくい家具を選ぶようにしましょう。

  • 扉がついている
  • 過度な装飾がないシンプルなデザイン
  • キャスター付きなど、簡単に移動できる

これらのポイントを参考にしてみてください。

⑥配線をスッキリさせる

テレビなどの家電の配線は、特にホコリが溜まりやすい場所です。

配線用の収納ボックスなどを利用して、シンプルにまとめましょう。

新築やリフォームの設計段階ならば、配線類は造り付けの収納内部に隠してしまうといったアイデアも検討してみると良いでしょう。

⑦動線を工夫する

掃除機やフローリングワイパーをかけるとき、部屋の中が複雑に入り組んだ状態よりも、シンプルにレイアウトされている方が動きやすいことが想像できると思います。

家具や電化製品は壁面に添わせて配置し、部屋の中心にはまとまったスペースがあるレイアウトにしてみましょう。

掃除機をかける動線がシンプルになり、作業効率がグンと上がります。

掃除を習慣化してキレイを維持する工夫

掃除を習慣化してキレイを維持する工夫
片付けも掃除も「習慣化」がとても大切です。

お部屋をキレイな状態で維持していくためのアイデアを3つご紹介します。

①掃除道具を近くに置いておく

掃除も片付けも、できるだけ作業工程が少ないことが長く続けられるコツです。

「掃除道具を取り出す」といった作業ひとつでも、そこに至るまでの過程が大変だとたちまちやる気をなくしてしまいます。

必要なときにササッと掃除ができるように、掃除道具は掃除する場所の近くに配置しておきましょう。

使用するお掃除グッズも、自分がテンションの上がるお気に入りがあるとより一層掃除のモチベーションがアップします。

今は便利なグッズがたくさん販売されていますので、デザインや機能性などお気に入りを見つけてみてください。

②掃除するタイミングを決めておく

「毎週○曜日には□□の掃除」……と、曜日ごとに掃除場所を決めてその通りに実行できれば理想的ですが、計画通りに掃除ができたら苦労しませんよね。

掃除は一気にやらず、少しずつ手を付けられる工夫が大切。
毎日の生活リズムの中で、簡単な掃除をルーティン化してみましょう。

  • 朝起きたら必ずフロアワイパーで床の拭き掃除をする
  • 出かけるときにお掃除ロボットを駆動する
  • 食事の前後はテーブルの上をキレイに拭く
  • 入浴する前に寝室を整える
  • トイレを使った後はお掃除シートで軽く拭き掃除
  • 夕飯の後はキッチンのシンクを磨く

など。

毎日ちょっとずつ掃除できるタイミングを決めておくと、一度に掃除する範囲が少なくなるので掃除に対するハードルが下がります。

③「ながら掃除」「ついで掃除」で1回の掃除時間を短くする

  • 帰宅したついでに簡単に玄関の掃き掃除をする
  • 歯を磨いたついでに、洗面台をスポンジでササッと磨く
  • 裏面がモップになっている「モップスリッパ」で、歩きながら床掃除
  • 入浴後は、お風呂から出るついでに排水口のゴミを捨てる
  • テレビを見ながらコロコロクリーナーでソファやカーペットのゴミ取り

など、「ながら掃除」「ついで掃除」を心がけると時短になり、自然と「掃除込み」の状態が習慣化されていきます。

まとめ:家族みんなが掃除しやすい環境づくりを

掃除しやすい部屋を実現するためには「整理収納」という土台づくりが必要不可欠です。

そのためには、家族みんなが協力し合うことが大切。
親だけではなく子供自身で片付けられる環境づくりを工夫してみましょう。

 

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