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『設計に入りました(1)』〜ママの家づくり〜
私の家ができるまで
~ママの家づくり~
『設計に入りました(1)』
土地探しが10月に終わってから、いよいよ家の設計に進みました。引越しのタイミングは子どもの小学校入学に合わせて予定していたので、家を完成させなければいけない日までの期間が短かったです。土地が決まってから慌てて考えていったこともあり、限られた時間の中での設計はタイヘンでした。
はじめに、イメージのたたき台として、その土地にあった何パターンかのプランを書いてもらいました。
主人の要望は、「光を多く取り入れたい」。
だから、南隣の建物との距離をできるだけとって建物の影が我が家にかからないよう、家は敷地内の北端ギリギリに配置して、南側を目一杯開けて庭をできるだけ広くとるようにしました。
北側にパーキングスペースを配置できたら駐車の際にバックする必要がなかったので、すんなり停めることができて駐車は楽でしたね…。より広い南側に駐車スペースを配置したことによって、車2台を停めることができるのようになったのはよかった点です。
とにかく「陽の光がしっかり感じられる家にしたい」と希望する主人。
採光の工夫については小池工務店が実際に設計した、他の建物のプランを参考にしました。
リビング南側には大きな掃き出し窓があり、さらに東側にも横長に大きな窓を上下に2つ設置しました。西側に配置した玄関の上部は吹き抜けにして、上階の東側に設置した窓から光が差し込み、玄関ホールが明るい空間になるようにしました。また、廊下も朝から気持ち良い明るさになるよう、ロフトの窓から入る朝の光が2階廊下天井につけた採光口を通じて差し込んでくるよう設計しました。
以前住んでいたマンションでは、リビングがとにかく明るかったんです。それが気に入っていました。さすがに戸建だと、そのときに比べるとどうしても日当たりは劣るかな、、、。でもいろいろと採光について工夫を凝らしたこの家を、主人はとても気に入っています。
各部屋の配置については、最初はお風呂場などを1階にしようと考えていました。でも周りのアドバイスを聞いたり家を見せてもらったりしながら普段の生活スタイルを考えた結果、お風呂場や洗面所は2階にしました。
2階にある寝室で寝て、朝起きて洗面所で顔を洗って着替えを済ました後に、階段を降りて1階の和室でお仏壇に手を合わせ、そのあと隣のリビングダイニングで朝ごはんを食べる、という我が家の、朝の動きにあった無駄のない動線が決め手です。夜もお仏壇に手を合わせてからご飯を食べ、団欒してから2階に行ってお風呂に入って寝る、といった流れでスムーズ。
また兄のアドバイスで、1階にも小さい洗面所を設置しました。さっと手を洗ったり、掃除をする時やお仏壇のお水を取り替える時など、台所の流し台とは別に小さい洗面スペースがあった方が色々便利だよ、というのです。
玄関を入ってすぐのホールの脇に、洗面コーナーを設置したので、子どもたちも学校から家に帰ってきてすぐ手を洗うようになりました。年頃のわが子も「わかったよ!」と言いながら、渋々ながらも必ずやるようになりました。帰宅するとすぐ手を洗うことが定着しているので、とにかく子どもたちは滅多に風邪を引きません。
このカウンター式洗面台は既製品を取り付けたのではなく、私の希望で木目調の造り付けオーダーメイドでつくりました。
(次回に続く)