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和室の縁側をもっと素敵に!おしゃれな縁側のつくり方と選び方
縁側といえば、昔ながらの和の空間をイメージする方も多いかもしれません。
しかし、現代においても縁側は、暮らしを豊かにする魅力的な空間として、再び注目されています。
この記事では、縁側の種類や特徴を解説するとともに、おしゃれな縁側のつくり方、インテリアコーディネートのヒントをご紹介します。
和室の縁側を、単なる通路ではなく、くつろぎの空間に生まれ変わらせるためのアイデアを、ぜひ参考にしてみてください。
□縁側とは?和室と屋外を繫ぐ空間!
縁側は、和室と屋外をつなぐ、日本家屋ならではの空間です。
外の風景を借景にしながら、室内とは異なる開放的な空間を提供してくれる縁側は、古くから日本人の生活に根付いてきました。
しかし、現代では、住宅の構造やライフスタイルの変化によって、縁側の役割やイメージは変化しています。
そこで、縁側の種類や特徴を理解することで、自分にとって最適な縁側を見つけるヒントになるはずです。
1:濡れ縁
外壁に沿って設けられた、最も一般的な縁側です。
雨風にさらされるため、その名前の通り、濡れやすいのが特徴です。
しかし、開放感があり、庭や風景をダイレクトに感じることができる点は大きな魅力です。
2:くれ縁
雨戸の内側に造られた縁側です。
雨の日でも、庭の景色を楽しむことができます。
また、雨戸を開けることで、濡れ縁のように開放的な空間になるため、使い勝手の良い縁側と言えます。
3:広縁
面積が広く、ゆったりとくつろげる縁側です。
旅館の窓際のように、椅子やテーブルを置いて、くつろぎの空間として利用されることが多いです。
□おしゃれな縁側のつくり方
縁側をおしゃれに見せるには、インテリアコーディネートや、景色との調和など、さまざまな工夫が必要です。
ここでは、具体的なアイデアをご紹介します。
1:インテリアコーディネート
縁側の雰囲気に合わせて、家具や小物をコーディネートしましょう。
和テイストの縁側には、竹製の椅子や座布団、屏風などを置くのがおすすめです。
一方、モダンな縁側には、籐製の家具やソファ、観葉植物などを置くことで、洗練された空間を演出できます。
2:景色との調和
縁側から見える景色を意識して、インテリアを選ぶことも大切です。
例えば、庭に緑が多い場合は、グリーン系のクッションやラグを取り入れて、自然と調和した空間を作りましょう。
一方、街並みが望める場合は、グレーやベージュなどの中立色を取り入れることで、都会的な雰囲気に仕上げることができます。
3:素材選び
縁側の素材も、雰囲気を大きく左右します。
伝統的な和の雰囲気を出すなら、木製の縁側がおすすめです。
一方、モダンな雰囲気を出すなら、コンクリートやタイル製の縁側も選択肢の一つです。
□まとめ
縁側は、和室に新たな魅力を生み出す、可能性に満ちた空間です。
この記事では、縁側の種類や特徴、おしゃれなつくり方について解説しました。
縁側の魅力を再発見し、自分らしい空間を作り上げる参考にしていただければ幸いです。